歩行に支障をきたすほどの膝の痛みは骨盤が広がっているためだった
                              …デザイナー、アマチュア競技ダンサー 治面地良和

 

私が関節の痛みで先生の元を訪れたのは、もう4年程前になります。
当時私は、膝、手首、足首、肩、腰...等、様々な関節の痛みにかなり悩んでいました。
実は私は学生時代から「競技ダンス」というものを始め、社会人になってからも続けています。
ご存知の方はお分かりかと思いますが、「競技ダンス」とは、一般的に知られる「社交ダンス」に競技性を持たせ、スポーツとして競い合うものなのですが、これは体力的にも非常に厳しく、激しいスポーツです。
学生になりたての頃、今までダンスのダの字も興味がなかった人間が、1から始めるわけですから、相当な負担が体にかかるのでしょうが、それでも当初はへっちゃらでした。ところが学生時代後半から、時折色々な関節が曲げられない程痛むことがあるようになってきたのです。特に痛むのが膝なのですが、歩行に支障をきたす程の痛みです。 これは極度に疲労したり、お酒を飲んだりすると出るのですが、その後十分な休息を2〜3日取るとおさまる、と、そんな感じでした。
この原因不明な痛みに、私は色々な病院に通ったりしましたが、どこで見てもらっても「おそらくはダンスの影響があるんだろうけど、正確な原因は分からない」と言われ、鎮痛や消炎の薬や軟膏をくれるといった対処療法しかしてもらえませんでした。内科系の病気かもしれないと、血液検査もしましたが、異常はありません。
とにかくそんなわけで、関節が痛むと練習が出来ない、練習どころが通常の生活さえもツライといった状況が数年続きました。
そんな中、「整体で見てもらおう」という考えが浮かび、住んでいる近場で探そうとタウンページを見て電話してみたのが、ここ「山崎治療室」でした。
今思えば、偶然この山崎治療室を選択して本当に良かったと思います。(笑)

私の体の状態を初めて見て先生は、「ひどい体だね、競技ダンサーって皆こんなにボロボロなの?(笑)」とおっしゃいました。相当ひどかったようです(笑)が、山崎先生はこのようにズバリと物事を指摘してくださる方で、聴いていて実に痛快です。(それが自分の事であってもなくても)
驚いたのが、先生は治療の合間に鏡の前で足踏みをさせるのですが、そんな私を後ろから見て、色んな事を言い当ててしまうのです。普段やってる癖とか、最近○○しなかった?とか、それこそダンスでの苦手な部分とか。もちろん先生はダンスをなさらない方なのですが...。
しかし確かに自分でも足踏みしているところを鏡で見てみると、膝の上がり方、頭蓋骨の向き、手の上がる方向から肩の高さまで、とにかくバラバラであることに驚きました。そして、足踏みしている自分のバランスが(これは治療後、正しくバランスをとれた後に気付く事なのですが)とにかくヒドかった、つまり足の裏がかなりアウトバランスだった(足の裏の外側で立っていた)のです。
この体のゆがみ、バランスの悪さが、それぞれの部位に負担を与え、関節(関節周りの腱)の痛みを作り出していました。
特に、私はもともとO脚なのすが、ダンス疲労からか骨盤が広がり、腰が丸くなってO脚をひどくしていました。...実はこれが膝の痛みの原因だったのです。
他にも様々な痛みがあったのですが、先生はその理由を解明して、治療してくださいました。
今までは原因が分からず、不安もありましたから、相当安心感と嬉しさがこみ上げたものです。

スゴイと思うのが、私の体に手を加える数は多くないのです。時には1つの部位を治した(触った)だけで、色んな痛みが解消されることもありました。
また、上でも述べましたが、治療後の自分のバランスや軽さに本当に驚きました。
 ダンスでは、ポイズといって基本的な立ち姿勢があるのですが、その際に、足のイン側(内側)で体を支えなくてはいけない、とよく言われ、がんばって立とうとしていたのですが、...すでにインに立っているのです。無理をせずとも。
先生はよくこうおっしゃいます。「上手く体を動かせないと思ったら、さらに頑張って練習するのではなく、まず体のバランスを整えるが先だ」と。
全くその通りだと思いました。

そういう経験や、先生の様々な話を聞くうちに、私は体のメカニズムやバランス、エネルギーといった事について興味を抱くようになり、それはダンスの動きを考える際にも、大きな手助けとなりました。
自分のやっている踊りというものが、ダンサーとしての立場ではなく、「整体」の観点から見てみると、実に理に叶っていない部分が多く、これを解消していくことが上達への近道だ、と先生から学んだわけです。
「自分の体が壊れるということは何か良くない動きをしているわけで、それが正しい訳がないですし、その先は望めない。」....ということは冷静に考えれば当然といえば当然なのですが...。(これがなかなか難しいところでもあります)
しかし、実際そのような事を考えながらダンスの動きというものを考えていく事は、非常に有意義で、同じダンスのコーチャーの言葉でも違って聞こえてきます。
これは私の中で相当な変化でした。

おかげで最近はアマチュア競技ダンスの成績も上がってきました。
しかしこれは競技ですから、無茶をしてしまったり、普段は仕事もしてますから、どうしても疲労がたまって痛みが出ることもまだまだ多いです。
でも、私が安心してこの競技ダンスに打ち込めるのは、山崎先生の存在があるからに他なりません。
このように色んな意味で先生には感謝しています。そして、今後も頼っていきたいと思います。
(来なくなるのが一番いいと怒られますが...(笑))

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